ブランドではなく、味にこだわる

和牛の世界でもブランド化が進み、松坂牛や神戸牛を始め、産地ごとにブランド牛が登場するようになりました。

ブランド牛にはブランド牛の良さがあります。

ただ天絹ではブランド牛にこだわらず、育て方とその味にこだわった和牛「平山牛」をご紹介いたします。

知多半島で唯一の取り組み

母牛の価値を高める「平山牧場」

平山牧場では経産牛に敬意を払い「平山牛」として飼育しております。

平山牛の特徴は、和牛本来の赤身の味わい深さを追求したフレッシュだけど味が濃い、噛めば噛むほど旨みが溢れ出す美味しさを堪能できます。

また、定期的に若年かつ血統をもった牛を全国から集め、管理に努めております。

今現在、経産牛の再飼育に取り組んでいるのは平山牧場のみです。

母牛に敬意をもって

経産牛とは

出産を経験した牛のこと。
経産牛は出産時の疲労によって肉質が固くなるため、精肉として商品化されることはまずなく、肥料やペットフードに加工されることがほとんどでした。
しかし、丁寧な管理体制の下で飼育することにより、あっさりとして食べやすく、噛めば噛むほどコクと深みを味わえるお肉に生まれ変わるのです。

快適な環境と細かな気配り

歩き回れる牛舎

牛たちがなるべく自然に近い状態で過ごせるように。

暑さや湿気はストレスに繋がります。常に適切な換気を心がけ、空気の新鮮さと均一性を維持しております。

1頭あたりの間隔を充分にとり、自由に歩き回れる空間づくりを心がけております。

最適な餌と健康管理

それぞれの牛の発育状態に合わせ、とうもろこし・麦・大豆を自家配合して育てております。一頭ずつ健康状態を見極めて、最適な飼料を与えて育みます。

また適切な健康管理のために24時間365日、様子を見守っています。温感センサー付のカメラが、牛たちの健康を常に見守っております。